2017.12.15料理
シェフ冨田が初めてイベリコ豚を食べた時思わず『うまっ!!』と思わず出ちゃいました。正直コックを20年以上やっていると色々すばらしく&感動する食材に出会うことが多いので最近は、あまり感動する食材に出会うことが少なくなっていただけに衝撃でした!!
そしてイベリコ豚は意外にも、女性にとても評判が良かったのにビックリしました!正直、女性は豚肉はあまり好まないとおもってましたから。その理由は脂の融点が37℃ととても低いからです。詳しくは続きを読んでくださいね。
イベリコ豚を食べた方から『初めて食べる豚肉の味!ぜひ、もう一度たべたいわ』とたくさんの嬉しい声をいただいて今年で4年目。そして、2008年はガソリンや食材が相次ぐ値上げ・・ボク自身もそうですが外食する機会は減りました(笑)。
でも、美味しい料理が食べたい!その気持ちはかわりません。ですから、普段を節約してたまの外食は自分へのご褒美として手間とコストがかかってもいいからクォリティーが高い料理が食べたいと思うようになりました。このイベリコ豚はそういった僕自身の経験から自分がお金を払って食べたい!!と思う食材です。
みなさんもそうだと思いますけど、自分が食べて美味しいと思った料理や感動したことは友達や家族についつい言いたくなりませんか?ボクの場合コレに当てはまったのがイベリコ豚です。
是非、死ぬまでには一度でいいから食べていただきたいイベリコ豚です。 デラセラでは、ステーキの他にイベリコ豚のタンやフィレ肉をスモークする場合もあります。
イベリコ豚は特別な飼育法で育てられるのですが、なんと言っても特徴は放牧です。 豚で放牧?と思われるかもしれませんが、スペインのイベリア半島沿いのコルク樫の原生林に放されます。面積はスペインの国土の4.5%を占めます。
1頭のイベリコ豚には1トン以上のドングリと、2~3ヘクタールのコルク樫の森が必要です。 自然の中を自由に動き回りオレイン酸を豊富に含むドングリや草や草の根を食べることで10月から3月にかけての半年間で体重を90キロも増やします。
こうやって育まれたイベリコ豚には他の豚にない様々な成分を含むようになります。 オレイン酸はもとより、ビタミンB群、ビタミンE、抗酸化物質を豊富に含むようになります。このことは、栄養学の観点からも近年研究をされています。
イベリコ豚にはLDLーコレステロール(悪玉)や中性脂肪を減少させ、HDLーコレステロール(善玉)を増やす作用があり、血栓や動脈硬化を防ぐ効果があると発表されています。
イベリコと呼ばれる豚は、イベリア半島原産種の子孫と考えられています。一般的には皮膚の色と硬い毛質によって区別されます。 黒い脚と爪をもつ傾向があり、「黒脚の豚」と表現されますが、必ずしも正確ではありません。一部のイベリコ豚は異なる色をした脚をもっていますし、非イベリコ種豚の中にも黒い脚と毛を持つものもいます。
イベリコ豚の他とは明らかに異なる特徴としては、「筋肉組織内に脂肪を浸透させる力」が挙げられます。この類まれなる特徴が、肉の品質を高めるきわめて重要な要素となります。体内の肉や脂肪に高い濃度でオレイン酸、ビタミンB群、E、抗酸化物質を蓄積できることから、脚のついたオリーブともいわれます。
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